Lecta導入のきっかけを教えてください。
大川先生:
黒板を使いながら普段と近い状態で生徒たちに授業を提供でき、さらに簡単に授業動画が作成できる所が良いと思いました。密を避けるためにも教壇に複数人配置ができないので、1人で作れるというメリットは大きかったですね。
Lecta導入前に抱えていた問題などはありましたか?
大川先生:
繰り返しになりますが、黒板を使って授業することですね。今は広い黒板で使える領域が3倍に広がりましたが、黒板を狭くしか使えないと消して書いてという無駄な時間ができてしまいます。ちなみにLectaを用いた授業動画に関して生徒2000人にアンケートをとったところ、「先生がいつも通りに授業をしてくれたから安心した」というコメントがあり嬉しかったですね。
もともとライブ配信という選択はなかったのでしょうか?
大川先生:
日大三島高校の場合は、授業がクラス単位では無く「高2進学文系日本史クラス」とグルーピングが大きかったのでライブよりも非同期型の録画授業がもともと多かったという背景があります。なお、オンラインだとそもそも人数が多すぎて把握できないし、生徒たちが思うように顔を出してくれないので、ライブ配信のメリットであるはずの双方向性はあまり意味がないように感じていました。
Lecta導入後の効果を教えてください。
大川先生:
画質を保ったままファイルサイズを圧縮してくれることと、あとはアップロード時間が短縮されたことは効果大です。これまでWi-Fi環境がない上に、ファイルも重たくアップロードにかなりの時間を擁していました。
普段はどのように撮影をされていますか?
大川先生:
授業の撮影はiPadで行っています。授業の長さは20分程度ですね。
ずばり、Lectaにマッチした科目はなんでしょう?
大川先生:
板書の情報量の多さで言えば、社会科や英語は向いているかなと思います。
Lectaのお気に入りポイントを教えてください。
大川先生:
登壇している人間を自動追尾してくれる機能が特に気に入っています。授業配信動画は普段の授業と違って、常に一番前の特等席で授業を受けている感覚かと思います。そういう意味でも教員側も普段の授業のように生徒達に伝えたいことがうまく伝えられるし、なにより集中しやすい環境でそのまま撮影できるのは良いですね。
最後に、Lectaを検討中の方に一言お願いします。
大川先生:
Lectaを使って普段から授業を撮りためておけば、これからコロナの第2波や第3波がきても安心ですし、先生の負担は大幅に減らせると思います。備えあれば憂いなしです。